月曜日午後は山髙医師による鼠径ヘルニア(脱腸)の診療を行っております。
※その他の曜日もご相談可能です(まずはお電話ください)
太ももの付け根(鼠径部)に膨らみや違和感など感じましたら、ご相談ください。
山髙 篤行
順天堂大学 名誉教授・小児外科特任教授
東京外科クリニック 院長
東京医科大学 消化器・小児外科学分野 客員教授
資格
内視鏡外科学会認定ロボット支援手術プロクター(手術指導医)
ロボット支援手術da Vinci Certificate取得者
日本内視鏡外科学会技術認定取得者
小児外科学会認定指導医・専門医
日本外科学会認定指導医・専門医
小児泌尿器科学会認定医
私は、小学生低学年の頃に、「手術を生業にする」、「外科医になる」ことを決めておりました。医学生時代、研修医時代から現在に至るまで、外科学・小児外科学を学び、現在も年間400~450例の手術を執刀させていただいております。
手術は一例一例異なり、簡単な手術などありません。何が起きるか分からないのが手術です。私は、執刀前に、「心を込めて、丁寧に、そして安全に」と祈ります。
⽇帰り⼿術累積症例数4,969例(2015年11月~2025年4月)
キズの小さい腹腔鏡で手術を行い、術中の痛みを感じさせない「全身麻酔」と術後の痛みを抑える「区域麻酔」、2種の麻酔を併用することで、痛みの緩和対策を徹底しています。
常時外科医2名体制のため、より安全に手術を行える体制となっています。
これにより、難易度の高い手術も断らずにお受けすることができます。
開院以来、外科医・麻酔科医・看護師の技術を磨く事で、他院で断られてしまった患者さんもお受けすることができています。
女性の患者さんも相談しやすいような体制をとっております。
初診から女性医師をご希望の場合はグループクリニックでの診察となりますので、一度クリニックまでお問い合わせください。
鼠径ヘルニアの手術では、メッシュという材料を使います。
様々なタイプがありメッシュによって再発率が変わることがわかっています。
当院ではもっとも患者さんにとって良いと思われるものを活用することにこだわっています。
鼠径ヘルニアは、一般に「脱腸」と呼ばれる病気で、日本では年間15万件以上の手術が行われるほど身近な疾患です。
男性に多い傾向がありますが、女性にも発症します。
以下のような症状があれば、鼠径ヘルニアの可能性があります。
・⾜の付け根あたり(⿏径部)に膨らみがある
・⼿で押し込んだり、横になったりすると引っ込むことがある
・上から下腹部・⾜の付け根あたりを⾒下ろすと、左右の膨らみに違いがある
・⽴っていると下腹部の左右どちらかに腫れができ、仰向けになると引っ込むことがある
はっきりとした原因は不明です。鼠径部は腹圧がかかりやすく、筋膜が薄いため、弱くなりやすい部位です。
遺伝や喫煙、運動との関係も指摘されますが、医学的な根拠は明らかではありません。
治療は手術のみで、自然には治りません。症状が進むと腸が戻らなくなり、「嵌頓(かんとん)」という状態になると命に関わることもありますので、早めの受診をおすすめします。
当院では、グループクリニックにて日帰り手術を行っています。
1.新浦安いりふね内科にて初診・検査
ご来院いただき、問診票をご記⼊いただきます。
当院での⽇帰り⼿術をご希望で、医師により⼿術適応と診断された場合、その⽇に術前検査を⾏います。
⼿術についてのご案内をさせていただいた後、⼿術⽇の予約をしてお帰りいただきます
2.東京外科クリニック(グループクリニック)にて日帰り手術
当⽇の朝は、お⾷事をとらずにお越しいただきます。
⼿術前に体調のチェックを⾏った上で⼿術を⾏います。
⼿術後、平均15分で歩⾏が可能となります。
お会計が済みましたらご帰宅いただけます(⼿術後平均60分程度)。
3.術後診察
⼿術翌⽇、お電話にて術後の状態を確認させていただきます。
また、術後患者さま専用に休診日や夜間でもつながる緊急連絡先を設けておりますのでご安⼼ください。
おおよそ1か月後に対面もしくはリモートで受診いただき、特に問題がないか確認をさせていただきます。
⿏径ヘルニア(脱腸)⼿術は健康保険が適⽤されますので、⽇本国内においてはどの施設でも⼤きな⾦額差がありません。
また、⾼額な医療費負担を軽減する⾼額療養費制度もご利⽤いただけます。
3割負担場合:2,000円程度
2割負担場合:1,300円程度
1割負担場合:700円程度
3割負担場合:5,000円程度
2割負担場合:3,000円程度
1割負担場合:1,500円程度
3割負担場合:80,000円程度
2割負担場合:18,000円程度
1割負担場合:18,000円程度
※高額療養費制度をご利用いただいた場合の参考費用となります。
※術前検査の内容や、⼿術の状況、使⽤する薬剤等で⾦額が変わることがございます。
医師紹介の詳細はこちらから
https://www.tokyogeka.com/doctor/
東京外科クリニックは、20年以上にわたり鼠径ヘルニア手術に携わってきた医師が創設・運営しているクリニックです。
都内で一番初めに腹腔鏡によるキズの小さい手術を日帰りで可能としました。
山髙篤行院長を中心とした手術品質管理に妥協を許さず、他院で断られた症例も相談可能です。
鼠径ヘルニアに加えて、虫垂炎(盲腸)の日帰り手術にも注力しています。
なお、東京メディカリネージ グループクリニックではどのクリニックでも鼠径ヘルニアの診察を受けることができます。